2007年06月18日

第115回『ココロとカラダの関係』

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劇団上海自転車主宰(拠点・愛知) 中野菜保子

 東京へ来て3週間が過ぎた。今月の25・26日に本番を控え(劇団上海自転車HP参照)ココロとカラダの調整に入っている。

 完全アウェイでいろいろと調整しづらく、こないだとうとう風邪を引いて熱を出してしまった。今回のカンパニーは結構いい雰囲気で長引かずに済んだものの(雰囲気が悪いと治るものも治らない)、喉の調子がよくならず、普段の5割くらいのレベルの声で稽古をしている。そこが非常に気に入らない。

 もちろん自分をいたわらず、東京だ!とはしゃいだ結果でもあるだろう。

 喉が如何にデリケートであるか、というコトは、それを商売道具にしているヒトにしかわからない上に、1人ひとり喉の癖みたいなものがあるので、たとえば役者同士でもタニンの喉のコトは正直よくわからない。

 一般的には、冷房がよくないだとか辛いモノや炭酸がよくないだとか言われるが、それは個人差がある。さらに、意味を理解できていないコトバを大きな声で言わされると声が枯れやすいのだそうだが、ワタシは特に、ココロが伴っていないセリフや必要性を感じないセリフを言わされると、すぐに喉がかれる。カラダがそのコトバを嫌がっているのがよくわかる。
 
 嫌なコトがあると胃がキリリと痛くなるように、適さないコトバはワタシの喉を傷つけるのだ。ほんとうにカラダというのはうまく出来ているなぁなんて、子供のように感心してしまう。

 話しはすこし逸れるが、一般的にもカラダが出しているシグナルに気づけなかった、或いは気づいていたのに対処しなかった(できなかった)結果、精神的に調子が悪くなるコトが結構あるそうだ。
 自分の喉のコトはタニンにはよくわからないのと同じで、自分のことはやはり自分でいたわるより仕方が無いものなのだろう。

 ともあれ、のどの調子をベストに整えて本番に臨みたいものである。
この記事へのコメント
 喉大切にしてくださいね。
 
 そうか、「意味を理解できていないコトバを大きな声で言わされると声が枯れやすい」のですね。
 わたくしも仕事で大晦日にかりだされて、売り子をやりましたが、風邪が治ったばかりでカラダが本調子じゃなかったせいもあるのでしょうが、その後1週間声がまともに出なくなりました。今までの経験ではこれしきのことで喉がつぶれるなんてありえない事でした。
 よほど大晦日の忙しい時に休日出勤させられることに理不尽さを感じ、理解できていなかったのですね。
 セリフを言うときも、感情が伴わず「嘘」になってしまうとカラダのどこかに無理が出るんですね。
 でも、場合によっては脚本のセリフ自体が嘘っぱちだと拷問ですね。感情をうまく表現できているいい脚本は健康的でもありますね。
 
Posted by さわ犬 at 2007年06月18日 23:22
さわ犬 様

 うー。売り子さんは大変でしたね。風邪をぶり返さなくてよかったですね。

 芝居の世界そのものが「ウソ」であっても、脚本の中の感情の流れが「ウソ」だと話にも役者にもそしてお客さんにも無理が出る、というなんとも不思議な、そして尤も(もっとも)なコトがおこります。

 しかし理不尽な芝居でも、その世界が成り立っている場合は喉はかれません。

 喉はほんとに正直ですね。
 
Posted by 中野菜保子 at 2007年06月18日 23:50
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