2007年07月23日

第120回『さずかりモノ』

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劇団上海自転車主宰(拠点・愛知) 中野菜保子

 とある文学作品を短めのコメディに書き換えようと思案中である。カタイ話なので不謹慎にならない程度に、ポーカーフェイスでやらなければならない。

 狙いすぎてもつまらなくなるし、あくまで真面目でバカでおセンチなお芝居にしたいものだ、などと考えていると、いっこうに進まない。

 元のハナシはかなり前に読んだものなので、もう1度読み返す必要がある。が、資料は準備したものの、「読もうかな」と一瞬思ったところで「あ、ちょっと掃除でもしよう」となる。

 ひとしきり掃除したところで、「よし読もうかな」と思うと「…珈琲でも飲もう」となる。飲みながら読めばいいものを、他の雑誌を読んでしまったりする。
 飲み終えてしまい、「今度こそ読もう」というところで、今度はエアロバイクを漕ぎ始める。漕ぎながら読めばいいものを、やっぱり音楽を聴いてしまったりしていっこうに進まない。

 ワタシは受験生か。激しく自己嫌悪である。それでもまだ、「寝ている間に妖精さんが創ってくれているかもしれない」などと考える。可哀想な子きわまりない。涙がとめどなく溢れてくる。ハンケチが何枚あっても足りないくらいだ。

 …そういうコトで、書きあがるのには、というよりも書き始めるのにはもう少しかかりそうだ。ともあれ、以前にも書いたが(書いてないかもしれない)こういうものは“さずかりモノ“であって、天と地がひっくり返っても出来ないときはできない。

 そんなトキは美味しいものでも食べて、綺麗なベッドでグッスリ眠るに限る。そうすれば朝目覚めたトキに妖精さんが…
この記事へのコメント
 中野さん、まさしく私が受験生の頃と同じ
ですよぉぉぉぉぉぉ!

 いやあ、親近感が沸きます。

 それまで活字が苦手だったのですが、高校
の図書室での現実逃避が私に読書習慣という
副産物をもたらしました。一生の財産です。

 中野さん、エアロバイクダイエット成功し
ますよきっと。

 ・・・うれしくない?
Posted by あまいもんずき at 2007年07月23日 23:55
あまいもんずき 様

 現実逃避に図書館での読書を選ばれるところが、すでに活字好きになる素質が潜んでいたというコトですね。

 オトナなのに相変わらずの逃避癖ですが、スレンダーボディという副産物がもたらされるのであれば、よしと、しましょう…か?

 いーえ、ちゃんと脚本も書きます☆

 
Posted by 中野菜保子 at 2007年07月24日 01:56
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